おはようございます。
子育て心理学インストラクター&カウンセラー
十勝の鈴森あかりです。
「叱る」だけが
「しつけ」ではありません!
「叱らずのしつけ」
赤ちゃんが、歩いたり、しゃべるようになると、自由を獲得します。
そうすると、テーブルに乗ってみたり、遊び食べをしてみたり、たくさんの人がいる所で騒いだり、親としては気になる事が増えてきますね。
まだ小さいから、よくわかっていないのに、叱っても逆効果?
小さいうちから、きっぱり、駄目な事は駄目と叱るべき?
きっと、頭を悩ませる事でしょう。
「しつけ」の話は、両極端な意見が存在します。
小さいので、叱る必要は、ありません!!
VS
小さいうちから、叱らないから駄目なのです!!
う~む、どっちですか~???(;^_^A
どっちも正解で!そして、どっちも不正解!
「しつけ」が、
「しつけ」=「叱る」
になっているから、ややこしいのです。
小さくても、「しつけ」は、すべきです。
しかし、しつけとは、9割は、叱るような事では、ありません。
今日は、子どもの発達を踏まえながら、「叱らずのしつけ」に、ついてお話していきますね(*^.^*)。
「しつけ」ってなんですか?
集団で、より良く生きるためのマナーやルールを身につけさせる事がしつけの狙いです。
でもね、マナーやルールって、
な~んの基準も決まりもありません!!
親から子に語り次がれている事だったり、
大多数の人がやっている事だったり、
案外、ぼんやりしているのです。
時代や環境が変われば、
昔は、NGな事でも、今は、OKになったりします。
例えば、
ペットボトルに口を付けて直接飲む事!
私の子どもの頃は、ビンや缶ジュースが、主流でペットボトルが出始めた時代、ビンのジュースを直接口を付けて飲むのは、「ラッパ飲み」と言って、マナー違反でした。
ペットボトルに口を付けて飲むのも、そんなイメージがあり、
昔は、「だらしない!!」と、言われました。
でも、今は、大人も子どもも、ペットボトルから直接グビグビいってます。
便利で合理的ですから、もう、それをとやかく言う人はあまりいないですよね。
時代が変わって、ペットボトルのラッパ飲みは、「OK」になったんだな~と、思った事があります。
「いただきます」「ごちそうさま」のように、相手に気持ちを伝える事、
「脱いだ靴を揃える」ように、皆で気持ちよく、その場所を使うための気遣い、
そんな事は、今も昔も変わらない「しつけ」です。
結局の所、「しつけ」は、表面的な事よりも、
それを通して、培われる、
「我慢する力」
「行動する力」
「想像する力」
が大切な事なのではないかと、私は、思っています。
先日、飲み会の席で話題になっていた事が、
「テレビを見ながらご飯を食べるのは、ありか、なしか」と、言う話題。
私の時代は、そもそも晩御飯時に、子どもが見るような番組は、やっていませんでしたし、6時以降に子どもにチャンネル権は、ありませんから、テレビは消されていました。
その流れで、私もご飯時に、テレビを消す事が多いです。
ま・・・、テレビを見ながら食べると、ご飯が遅いと、言うのもあるのですけどね。
それでも、100%消えているか?と、言うとそうでもなく、
「見たい」リクエストが強ければ、一緒に見る事もあります。
最近は、ワーキングママがたくさんいます。それに伴って、子ども達が家にいる時間が少なくなりました。
帰る→ごはん→おふろ→寝る
せめてテレビを見ながらご飯をたべさせてやりたい!!
う~ん、確かに!!この気持ちもわかります(*^▽^*)
何が正解で、何が正しいかは、教える側の考え一つですよね。
なのでしつけで大切なのは、しつけの基準が、お母さんの気分一つでコロコロ変わらない事だとも、思います。
しつけはいつから!
子どもが、社会で生きるのに困らないマナーやルールを身に付けたなら、それで、「しつけ」は、完成です。
相手の気持ちを当然のように考えられるようになる、時と場をわきまえるようになる、自分の力で、よりよい集団生活を送れるようになるのは
9歳以降。
子どもの発達を考えると、9歳以前は、完璧を目指す段階ではありません。
9歳以前は、練習期間と思うのが、ちょうど良い位です。
練習期間は、上手にできなくて、当然です。
私たちも、何か一つの事を身につけるのに、その事だけに注目してもだいたい3カ月は、かかりますよね。
大人の私たちで3カ月、子どもなら、もッと長い期間がかかるはずなんです。
又、ただ「やれ!!」と、言われるよりも、「どうしてなのか?」という理由がわかっている方が、意欲的になりませんか?
これは、子どもも同じ事
何故「いただきます。」「ごちそうさま」を言うのかがわかると、すんなり入れるものなのです。
しかし、そんな理由が理解できるのは、5歳位になってから。
幼い子どもに何かを伝えるのに、いかに時間と根気がいるのかを理解していただけましたか?
叱って伝わる事は少ない
「やめなさい!!」
「何回も、言ったでしょ!」
「しなさい!」って言ってるでしょう?
口を酸っぱくして言っても、なかなか身に付かず、イライラして、怒鳴ってしまう事ありますよね。
でもね
身に付くまでさせたい!と考えるのであれば
「叱る」事は、有効ではありません。
身に付けるには、反復練習!あるのみです。
玄関に靴を揃える事も、ゴミ箱にゴミを捨てる事も、「いただきます。」「ご馳走様。」「おはようございます。」挨拶をする事も、身に付くのが早い子と遅い子がいるのは、当然の事。
なかなか身に付かない子が、当たり前にできるようになるには、反復練習を年単位で繰り返すしかないのです。
定着を早めるには、
できた時にできた事を褒める事
かなりできてきているのに、今一歩・・・・そんな時に、たまにかける圧力(叱り)は、スパイスとしては、使えます。
怒られても、納得がいくのでスパイスにも、なり得るのです。
しかし、スパイスは、効かせすぎると、料理を台無しにしてしまいます。それよりも、できた時に、できた事をきちんと認めて褒める事!
そちらの方が、しっかりと「しつけ」が定着します。
遊んだものを片づけさせたいと思った時、
最初は一緒に片づけて褒め、
一人でできた時に褒め、
「片付けないと、いけないのだ!」と、思うようになるまで3年
事ある事に、片づける事の大切さをお話します。
保育園に通う子は、洋服を畳む事が当たり前になっている事が多いです。
来る日も、来る日も、お昼ね前に、洋服を畳むように言われている事でしょう。
お友達ががんばる姿をみたり、先生に励まされたり、やっていない時は、注意をされたりしながら、身に付けた事と思います。
その繰り返しを続けることが、「叱らずのしつけ」だと思うのです。
「しつけ」でお悩みであれば、こちらのレシピを参考にして下さい。
「しつけ」には、発達段階が大いに関係します!
年齢に達していないのに、「叱り」で、しつけをしても、嫌な気持ちを植えつけるだけで、なかなか定着しません。
それであれば、できた所を認めながら、時間をかけて行う方が、行う理由もわかり、しっかりと自分の身になる事と、思います。
「叱られるから」やる、「叱られないから」やらない。基準が、「叱られる」になってしまっては、自分の頭で考えた行動に結び付きませんよね。
小さい時から根気よく
教えてもわからないから教えないのではなく、小さいうちから、言って聞かせる事は、できるようになった時に、お母さんの言っている意味を理解しやすいです。
「しつけ」が定着するのは、年単位
しつけは、一日や二日では、できるものでは、ありません。3ヶ月~年単位で、するものだと思っていると、イライラする気持ちが半減します。
「叱る」だけでは、定着しない
「叱る」のは、一番、子どもに効きます。しかし、「叱る」だけでは、思うように「しつけ」は、できません。
叱られてばかりだと、叱られる事にも慣れていきます。「叱る」のは、子どもが、その意味を理解した時だけに使える「スパイス」のようなものです。
子どもが、できた事を認める方が、「良い事をした」「気持ちがいい」と、感情に働きかけて、また、がんばろうとする意欲に繋がります。
教え続ければ、必ず、少しずつできるようになっていきます。
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