人気記事No.6「叱る」だけが「しつけ」ではありません!「叱らずのしつけ」

鈴森あかりの「子育てレシピ」

おはようございます。

子育て心理学インストラクター&カウンセラー

十勝の鈴森あかりです。


「叱る」だけが

「しつけ」ではありません!

「叱らずのしつけ」


赤ちゃんが、歩いたり、しゃべるようになると、自由を獲得します。


そうすると、テーブルに乗ってみたり、遊び食べをしてみたり、たくさんの人がいる所で騒いだり、親としては気になる事が増えてきますね。


まだ小さいから、よくわかっていないのに、叱っても逆効果?

小さいうちから、きっぱり、駄目な事は駄目と叱るべき?


きっと、頭を悩ませる事でしょう。

「しつけ」の話は、両極端な意見が存在します。



小さいので、叱る必要は、ありません!!

VS

小さいうちから、叱らないから駄目なのです!!



う~む、どっちですか~???(;^_^A

どっちも正解で!そして、どっちも不正解!


「しつけ」が、

「しつけ」=「叱る」


になっているから、ややこしいのです。


小さくても、「しつけ」は、すべきです。

しかし、しつけとは、9割は、叱るような事では、ありません。


今日は、子どもの発達を踏まえながら、「叱らずのしつけ」に、ついてお話していきますね(*^.^*)。


「しつけ」ってなんですか?

集団で、より良く生きるためのマナーやルールを身につけさせる事がしつけの狙いです。


でもね、マナーやルールって、

な~んの基準も決まりもありません!!


親から子に語り次がれている事だったり、

大多数の人がやっている事だったり、

案外、ぼんやりしているのです。


時代や環境が変われば、

昔は、NGな事でも、今は、OKになったりします。


例えば、

ペットボトルに口を付けて直接飲む事!


私の子どもの頃は、ビンや缶ジュースが、主流でペットボトルが出始めた時代、ビンのジュースを直接口を付けて飲むのは、「ラッパ飲み」と言って、マナー違反でした。


ペットボトルに口を付けて飲むのも、そんなイメージがあり、 

昔は、「だらしない!!」と、言われました。


でも、今は、大人も子どもも、ペットボトルから直接グビグビいってます。

便利で合理的ですから、もう、それをとやかく言う人はあまりいないですよね。

時代が変わって、ペットボトルのラッパ飲みは、「OK」になったんだな~と、思った事があります。

「いただきます」「ごちそうさま」のように、相手に気持ちを伝える事、

「脱いだ靴を揃える」ように、皆で気持ちよく、その場所を使うための気遣い、

そんな事は、今も昔も変わらない「しつけ」です。


結局の所、「しつけ」は、表面的な事よりも、

それを通して、培われる、


「我慢する力」

「行動する力」

「想像する力」


が大切な事なのではないかと、私は、思っています。



先日、飲み会の席で話題になっていた事が、

「テレビを見ながらご飯を食べるのは、ありか、なしか」と、言う話題。


私の時代は、そもそも晩御飯時に、子どもが見るような番組は、やっていませんでしたし、6時以降に子どもにチャンネル権は、ありませんから、テレビは消されていました。


その流れで、私もご飯時に、テレビを消す事が多いです。

ま・・・、テレビを見ながら食べると、ご飯が遅いと、言うのもあるのですけどね。



それでも、100%消えているか?と、言うとそうでもなく、

「見たい」リクエストが強ければ、一緒に見る事もあります。


最近は、ワーキングママがたくさんいます。それに伴って、子ども達が家にいる時間が少なくなりました。


帰る→ごはん→おふろ→寝る


せめてテレビを見ながらご飯をたべさせてやりたい!!

う~ん、確かに!!この気持ちもわかります(*^▽^*)


何が正解で、何が正しいかは、教える側の考え一つですよね。

なのでしつけで大切なのは、しつけの基準が、お母さんの気分一つでコロコロ変わらない事だとも、思います。


しつけはいつから!

子どもが、社会で生きるのに困らないマナーやルールを身に付けたなら、それで、「しつけ」は、完成です。


相手の気持ちを当然のように考えられるようになる、時と場をわきまえるようになる、自分の力で、よりよい集団生活を送れるようになるのは


9歳以降。


子どもの発達を考えると、9歳以前は、完璧を目指す段階ではありません。

9歳以前は、練習期間と思うのが、ちょうど良い位です。

練習期間は、上手にできなくて、当然です。


私たちも、何か一つの事を身につけるのに、その事だけに注目してもだいたい3カ月は、かかりますよね。


大人の私たちで3カ月、子どもなら、もッと長い期間がかかるはずなんです。


又、ただ「やれ!!」と、言われるよりも、「どうしてなのか?」という理由がわかっている方が、意欲的になりませんか?


これは、子どもも同じ事


何故「いただきます。」「ごちそうさま」を言うのかがわかると、すんなり入れるものなのです。

しかし、そんな理由が理解できるのは、5歳位になってから。

幼い子どもに何かを伝えるのに、いかに時間と根気がいるのかを理解していただけましたか?


叱って伝わる事は少ない


「やめなさい!!」

「何回も、言ったでしょ!」

「しなさい!」って言ってるでしょう?


口を酸っぱくして言っても、なかなか身に付かず、イライラして、怒鳴ってしまう事ありますよね。


でもね


身に付くまでさせたい!と考えるのであれば

「叱る」事は、有効ではありません。

身に付けるには、反復練習!あるのみです。


玄関に靴を揃える事も、ゴミ箱にゴミを捨てる事も、「いただきます。」「ご馳走様。」「おはようございます。」挨拶をする事も、身に付くのが早い子と遅い子がいるのは、当然の事。


なかなか身に付かない子が、当たり前にできるようになるには、反復練習を年単位で繰り返すしかないのです。


定着を早めるには、

できた時にできた事を褒める事

かなりできてきているのに、今一歩・・・・そんな時に、たまにかける圧力(叱り)は、スパイスとしては、使えます。


怒られても、納得がいくのでスパイスにも、なり得るのです。


しかし、スパイスは、効かせすぎると、料理を台無しにしてしまいます。それよりも、できた時に、できた事をきちんと認めて褒める事!


そちらの方が、しっかりと「しつけ」が定着します。


遊んだものを片づけさせたいと思った時、

最初は一緒に片づけて褒め、

一人でできた時に褒め、

「片付けないと、いけないのだ!」と、思うようになるまで3年

事ある事に、片づける事の大切さをお話します。


保育園に通う子は、洋服を畳む事が当たり前になっている事が多いです。

来る日も、来る日も、お昼ね前に、洋服を畳むように言われている事でしょう。


お友達ががんばる姿をみたり、先生に励まされたり、やっていない時は、注意をされたりしながら、身に付けた事と思います。

その繰り返しを続けることが、「叱らずのしつけ」だと思うのです。



「しつけ」でお悩みであれば、こちらのレシピを参考にして下さい。


「しつけ」には、発達段階が大いに関係します!

年齢に達していないのに、「叱り」で、しつけをしても、嫌な気持ちを植えつけるだけで、なかなか定着しません。


それであれば、できた所を認めながら、時間をかけて行う方が、行う理由もわかり、しっかりと自分の身になる事と、思います。


「叱られるから」やる、「叱られないから」やらない。基準が、「叱られる」になってしまっては、自分の頭で考えた行動に結び付きませんよね。


小さい時から根気よく

教えてもわからないから教えないのではなく、小さいうちから、言って聞かせる事は、できるようになった時に、お母さんの言っている意味を理解しやすいです。


「しつけ」が定着するのは、年単位

しつけは、一日や二日では、できるものでは、ありません。3ヶ月~年単位で、するものだと思っていると、イライラする気持ちが半減します。


「叱る」だけでは、定着しない

「叱る」のは、一番、子どもに効きます。しかし、「叱る」だけでは、思うように「しつけ」は、できません。

叱られてばかりだと、叱られる事にも慣れていきます。「叱る」のは、子どもが、その意味を理解した時だけに使える「スパイス」のようなものです。

子どもが、できた事を認める方が、「良い事をした」「気持ちがいい」と、感情に働きかけて、また、がんばろうとする意欲に繋がります。

教え続ければ、必ず、少しずつできるようになっていきます。


【今日の川柳】

「役に立つ 

叱らずのしつけ 大人まで」

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鈴森あかり


■小学校教員生活25年!!子どもの発達に携わり12年!!


小学校全学年、特別支援学級担当を経て、現在、子育て心理学協会上級インストラクター・カウンセラーの

子育てコンサルタント
鈴森あかりです。


子どもの感情的な言動や癇癪、行き渋りに、

「もうお手上げ・・・、でもどうにかしないと・・・」と悩んでいるお母さんに向け、

子育て相談や講座開催などを行なっています。


私の元には、発達の問題事が顕著になる4歳から小学校6年生までのお子さんを持つお母さんが多く訪れます。

子どもの言動の理由がわか

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